【北京モーターショー】日本精工、EVの航続延長を提案

自動車 ニューモデル モーターショー

日本精工は、4月23日から開幕する「北京モーターショー2012」に小型・軽量や長寿命、低トルク、高密封などでクルマの効率や信頼性の向上に貢献する製品や技術を数多く展示する。

同社の今回の出展のテーマは「環境・安全の向上に貢献するNSK(日本精工)の“解”」。

展示では、同社製品を組み込むことで、電気自動車(EV)の性能アップを提案するコンセプトモデルを展示する。EVの駆動部に小型・軽量化や高効率な同社の製品群を組み込むことで、EVの航続距離延長を提案するコンセプトモデル。

もう一つが車輪のハブ部にモータなどを内蔵、同社の小型化や信頼性確保の技術や製品によりタイヤを直接駆動させるEVの高効率化の可能性を提案するコンセプトモデルの2モデル。

また、同社の主力製品としては、センサ技術を活用して安全性の向上、水や泥の浸入を防ぐ高密封性による高い耐久性と信頼性の実現、小型・軽量化や摩擦損失の低減による燃費向上など、クルマの環境や安全に貢献する低フリクションハブユニット軸受とマルチセンシングハブユニット軸受を紹介する。

電動化することでパワーロスを低減するとともに、モータを緻密に制御することで、安全で快適な操縦機能を可能にする電動パワーステアリングシステム(EPS)では、コラムタイプEPSを出品。EPS動展示モデルを使ってEPSの仕組みや役割も紹介する。

このほか、高い耐久性と信頼性によって安全性に加え、小型・軽量化や摩擦損失の低減により環境性能向上にも貢献するオルタネーター用軸受、コンプレッサー用軸受も出品する。

《レスポンス編集部》

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