【レクサス GS 新型発表】運転席のみの空調が可能

自動車 ビジネス 企業動向
デンソーが新開発したエアコンシステム
デンソーが新開発したエアコンシステム 全 4 枚 拡大写真

デンソーは24日、車室内をドライバー席と助手席、後部座席の3つのゾーンに分け、乗員がドライバーのみの場合には、ドライバー席だけを空調することが可能なカーエアコンシステムを世界で初めて開発したと発表した。

【画像全4枚】

新開発のシステムでドライバー席のみを空調する場合、従来のカーエアコンに比べ、使用するエネルギーを通年で約2割削減できるという。快適性を維持しつつ、車の燃費性能向上にも貢献する。

新型エアコンシステムでは、冷風や温風を生み出すエアコンユニットに新構造を採用。ユニットの内部を5つに分け、吹き出し口に直結。乗員のいないゾーンへの空調をボタン操作で止めることができ、複数のゾーンを空調する場合には、ゾーンごとの温度設定も可能としている。

また暖房時には、外気を使用する範囲をフロントガラス手前とダッシュボードの吹き出し口に限定することで、従来、車室外に排出していた暖かい空気の量を半減。暖房の熱をより効率的に使用できるようにしている。

新型エアコンシステムは、新型レクサス『GS』の一部モデルに搭載されている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る