買い換え理由、燃費に不満が3割…カカクコム調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ハイブリッドカー、電気自動車への興味・関心
ハイブリッドカー、電気自動車への興味・関心 全 4 枚 拡大写真

カカクコムは、同社の運営する「価格.comリサーチ」で、クルマの購入に関する意識調査を実施。その結果を公表した。消費者の乗用車に対する関心の中心は「燃費」に移ってきていると分析している。

【画像全4枚】

自家用車の所有割合では、89.3%の世帯が乗用車を所有しており、前回調査時の88.4%を若干上回った。

所有している車種では、「ミニバン」が24.2%でトップ。以下「軽自動車」が19.2%、「コンパクトカー」が16.8%と続いた。軽自動車とコンパクトカーは前回調査より増加しているが、「セダン」は割合を減らしている。

買い換えたい車種では、「コンパクトカー」が20.8%でトップ。2位が20.0%で「ミニバン」、3位が16.0%で「軽自動車」となった。

ハイブリッドカーや電気自動車への興味では、買い換え予定がある人の80.8%が興味を持っていると回答。いずれも興味がないと答えたのは19.2%だった。

買い換え理由では、「所有期間が長くなったから」が57.2%でトップ。2位は31.5%で「燃費に不満があるから」で、「環境に配慮したいから」の10.4%を加えると4割以上の人が環境性能をクルマ選びの基準としていることがわかった。その一方、「走行性能に不満があるから」は6.1%、「デザインに飽きたから」は3.9%にとどまっている。

同社では、ここ数年の間に消費者の乗用車に対する関心の中心は「燃費」に移ってきていると分析。ただし、ハイブリッドカーやエコカーが一般化した今、売れるクルマを作るためには、プラスアルファの部分、たとえば「楽しさ」のようなものが求められてくるのではないかとの考えを示している。

クルマの購入に関する意識調査は4年ぶりの実施で、価格.com ID登録ユーザーを対象に、9381人からの回答を得た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る