日野、3か年中期計画で営業利益倍増の750億円めざす

自動車 ビジネス 企業動向
日野デュトロ
日野デュトロ 全 1 枚 拡大写真

日野自動車の白井芳夫社長は26日、2014年度までの3か年に実行する中期経営計画を発表した。最終年度のグローバル販売を11年度比で約1.5倍に増やし、連結営業利益は同比倍増の750億円をめざす。

白井社長は、東南アジアを中心とした新興諸国の需要増を取り込むため、「開発から生産・販売までのビジネス構造を改革する」と強調。開発では車両および主要ユニットの最適な国際分業を推進するため、ユニットをモジュール化して、効率的な生産につなげる方針を示した。

国内では新設中の古河工場(茨城県古河市)に普通トラックの生産を集約する一方、インドネシアは新興国向けの小型車、タイは東南アジア向け中型車の中核拠点と位置付けていく。一連の構造改革により、最終年度のグローバル販売は11年度比で53%増の19万6000台に増やす計画だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る