水路に落ちたクルマ転覆、乗っていた親子が溺死

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23日午後9時ごろ、埼玉県杉戸町内の町道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路に隣接する水路に転落する事故が起きた。クルマは水路内で転覆しており、運転していた32歳の女性と、同乗していた4歳の男児が死亡している。

埼玉県警・杉戸署によると、現場は杉戸町倉松1丁目付近で片側1車線の直線区間。クルマは道路に隣接する水路(幅約3m、事故当時の水深0.6〜0.8m)に架かる橋の手前で路外に逸脱。ガードレールをなぎ倒して水路に転落したものとみられる。

クルマは水路内で転覆。運転していた同町内に在住する32歳の女性と、同乗していた4歳の男児は発見当時、顔まで水に浸かった状態。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、女性は24日未明に、男児は同日夕方に死亡した。溺死とみられている。一緒に同乗していた2歳の男児にケガはなかった。

同乗していた子供2人は後部座席のチャイルドシートに着座。2人とも身動きが取れない状態だったが、2歳男児は身長が低く、水面に顔が達していなかったために溺死を免れたとみられている。

現場にはブレーキ痕は残されておらず、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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