【北京モーターショー12】キャデラックの新型最上級車、XTS…中国生産へ

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キャデラックXTSの代わりに会場に展示されたのコンセプトカー、シエル(北京モーターショー12)
キャデラックXTSの代わりに会場に展示されたのコンセプトカー、シエル(北京モーターショー12) 全 4 枚 拡大写真

GMのキャデラックブランドは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型車の『XTS』を中国で現地生産すると発表した。

XTSは2011年11月、ロサンゼルスモーターショー11でワールドプレミア。『DTS』と『STS』の後継車にあたるキャデラックの新しいフラッグシップサルーンだ。

ボディサイズは、全長5131×全幅1851×全高1501mm、ホイールベース2837mm。レクサス『LS』の標準ボディ(全長5060×全幅1875×全高1465mm、ホイールベース2970mm)よりも、約70mm長い堂々の大きさだ。搭載エンジンは、直噴3.6リットルV型6気筒ガソリン。最大出力300ps、最大トルク36.5kgmを発生する。

室内のゆとりはクラス最大級で、後席レッグルームは1016mmを確保。GMによると、BMW『5シリーズ』よりも100mm以上の余裕があり、メルセデスベンツ『Eクラス』やアウディ『A6』に対しても、50mm以上のゆとりがあるという。

GMは今回、北京モーターショー12において、XTSの中国現地生産を発表。GMと上海汽車の中国合弁、上海GMの工場において、今秋から組み立てを開始する。

キャデラックブランドは2005年、中国で発売。2011年は過去最高の3万台を売り上げ、前年比76%増を記録した。XTSは中国で現地生産されるキャデラックとしては、2006年の『SLS』に続く第2弾となる。

なお、北京モーターショー12の会場には、実車のXTSは展示されなかった。GMは2011年夏に米国で初公開したコンセプトカー、キャデラック『シエル』などを披露している。

《森脇稔》

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