日本自動車工業会が発表した日系自動車メーカーの2011年(1〜12月)の海外生産台数は、前年比1.5%増の1338万2390台と、2年連続でプラスとなった。台数は過去最高。
2011年3月に発生した東日本大震災やタイの洪水が、日系自動車メーカーの海外生産にも影響を及ぼしたものの、北米・大洋州以外の地域で現地生産は好調に推移した。
地域別で最も生産台数の多いアジアが同5.9%増の754万5889台となった。中国やASEAN地域で順調に伸びた。欧州も同4.0%増の141万0628台となった。最も伸び率が高かったのはアフリカで同13.2%増の23万3709台となった。
一方、北米は同9.5%減の306万8978台と低迷した。