トヨタのインド販売、ミニバン イノーバ 効果で増加…4月実績
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販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』シリーズ。同車は4月、トヨタのインド販売の約4割に当たる5624台を販売した。前年同月比は21%増だ。
エティオスを上回る支持を集めたのが、ミニバンの『イノーバ』。改良モデル投入の効果で、4月は前年同月比90%増の6582台をセールスした。SUVの『フォーチュナー』も、72%増の1270台と、マイナーチェンジの効果が出た。『カローラアルティス』は881台を売り上げる。
TKMのサンディープ・シン常務は、「インド新車市場は減速傾向にあるが、エティオス、イノーバ、フォーチュナーは4月も引き続き伸びた」とコメントしている。
《森脇稔》