【人とくるまのテクノロジー12】NTN、次世代高効率固定式等速ジョイントを開発
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ドライブシャフトやプロペラシャフトに使用される等速ジョイントは、機構上、作動角度が大きくなるほどトルク損失率も大きくなる。今回の開発品は、独自のスフェリカル・クロスグルーブ構造を採用することで、内部摩擦力を大幅に削減。広範囲の作動角度においてもトルク損失率の低減を実現した。
特に、作動角度の大きいSUVなどの車両に適用することで、燃費改善に大きく寄与するほか、高速回転時の温度上昇量も低減するため、より高速で回転するプロペラシャフトへの適用も可能としている。
NTNは、開発商品を5月23日~25日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2012」に出展する。
《纐纈敏也@DAYS》