クライスラーグループのダッジブランドが、アルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発した小型セダン、『ダート』。2012年1月のデトロイトモーターショー12でデビューを飾った同車が、その生産をスタートさせた。
これは7日、クライスラーグループが発表したもの。同社の米国イリノイ州ベルヴィディア工場において、ダートの量産第1号車がラインオフしたのだ。
記念すべき第1号車は、赤いボディカラーにブラック内装の1台。フィアットが開発した最新ダウンサイジングユニットで、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「マルチエア」を搭載する。
ダートの米国ベース価格は、1万5995ドル(約128万円)。この戦略的プライスを武器に、クライスラーグループは米国での拡販に乗り出す構えだ。