【トヨタ 新型カローラ 発表】グレード詳細…体系はシンプル、装備は充実

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・カローラフィールダー現行
トヨタ・カローラフィールダー現行 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車が明日11日に発表する新型『カローラアクシオ/フィールダー』。グレード体系は現行モデルと同様、至ってシンプルだ。

まずはセダンのアクシオ。ベースグレードは「1.3X」「1.5X」。ベースといっても装備は充実しており、パワーウィンドウ、パワードアロック、車両安定装置VSC、SRSサイド&カーテンレールエアバッグ、全席3点式シートベルト、花粉除去可能なクリーンエアフィルターなどを最初から搭載する。

その上位に来るのが「1.3X“G EDITION”」「1.5G」。ドアミラーウィンカー、インテリアのめっき加飾、滑らかな手触りのベロア調シート表皮、タコメーター、オートエアコン、チルト&テレスコピックステアリング、ステアリングオーディオコントロール、パナソニックの「ナノイー」空気清浄システム等々、より快適なドライブを楽しめる仕様となっている。運転席の高さ調整やステアリングポジション調整機能が備わっていることから、より安全で疲労の少ないドライブが楽しめることだろう。

最上級モデルは1.5リットルのみに設定される「1.5LUXEL(ラグゼール)」。UVカットフロントウィンドウ、照明効果の高いプラズマ放電管を使用したHIDヘッドランプ、木目調パネル、スマートエントリーシステム、エコドライブインジケーター、イルミネーテッドエントリーシステム、本革巻きステアリングなど、高級車並みの装備を持つ。

ワゴンのフィールダーのほうは、ベースグレードの「1.5X」、中間グレードの「1.5G」、スポーティな「1.8S」の3グレードを基本とし、1.5G、1.8Sにはフロント&リアスポイラー、サイドアンダースカート、スポーツシートなどを備える“AEROTOURER(エアロツアラー)”が設定される。

旧型ではエアロツアラーは1.8リットルのみだったが、新型では選択肢が広がる。X、Gの装備はアクシオとほぼ同等。SグレードはCVTを7速ATのようにコントロールできるスポーツモード、ブラックカーボン調加飾パネル、本革巻きステアリング&シフトノブなどが備わる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
  5. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る