いすゞ細井社長、配当方針は「あまり考えていない」…いすゞ通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車・細井行社長
いすゞ自動車・細井行社長 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車の細井行社長は10日の決算発表会見で、株主への配当方針を聴かれたのに対し「当社は過去30年安定した配当をしたこともないし、あまり考えていない」と述べた。

いすゞは同日、今期(2013年3月期)の連結営業利益が5年ぶりに過去最高を更新する業績見通しを示し、配当については前期の年6円を8円に増配する予想とした。

ただ、今期の予想連結配当性向は16.7%と決して高くないことから、配当への考え方を質された。細井社長は「今回、年8円にしたので、その範囲で考えていただきたい」としたうえで、質問者に「慣れていないということで勘弁していただけませんか」と述べた。

細井社長は07年6月の就任で、間もなく丸5年を迎える。日本のトラック専業最大手トップの配当に対する認識がこの程度とは、株主も聞いて唖然といったところだろう。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る