レクサス初のHV専用車、HS250h …人気低迷で米国販売中止

自動車 ビジネス 海外マーケット
レクサス HS250h(米国仕様)
レクサス HS250h(米国仕様) 全 9 枚 拡大写真
レクサスが2009年、同ブランド初のハイブリッド専用車として発売した『HS250h』。同車の米国販売が、中止されるとの情報をキャッチした。

これは17日、米国の自動車メディア、『INSIDE LINE』が報じたもの。同メディアの取材に応じたトヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売の広報担当者は、「2012年1月をもって、米国向けレクサスHS250hの生産は終了した」と述べ、現在は在庫販売状態であることを明かしたというのだ。

これは、HS250hの販売不振が最大の理由。2011年、HS250hの米国販売台数は、2864台にとどまった。前年比は73%減と大幅なマイナスだ。レクサスブランドの中では2011年、最上級の『LS』が9568台、当時モデル末期だった『GS』でも3746台を売り上げていることを考慮すると、HS250hの販売台数は少ない。

レクサスは米国で、新型『ES』のハイブリッド、「ES300h」を8月に発売予定。このES300hが事実上、HS250hの後継車に位置づけられる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る