東武鉄道などは18日、東京スカイツリータウンおよびその周辺での乗用車の駐車場台数を1481台と発表した。内訳は同タウン敷地内が1028台(自走式・地下)、敷地外の提携駐車場が453台。
同タウン敷地内には、観光バス(30台)とバイク(40台)の駐車場のほか、原付バイク(20台)と自転車(1870台)の駐輪場も整備される。
また、5月22日の開業から当面の間、同タウン周辺の路上に100名の交通誘導員(手持ちプラカード掲出)を配置し、駐車場の満空情報をドライバーに提供。さらに、浅草通りや三ツ目通りなど17か所に同タウン敷地内駐車場の案内板を設置し、周辺の渋滞緩和を目指すという。
一方、東武鉄道路線の26駅539台で実施しているパークアンドライドサービスの拡充も図るなど、公共交通機関の利用もPRする。
こうした東京スカイツリー周辺の交通対策は、レトロモダンにリニューアルされた浅草駅と東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」の公開にあわせて報じられたもの。
浅草駅は、外壁面がネオ・ルネッサンス様式を思わせるレトロモダンのデザインに一新され、建設当時に設置されていた時計台も復活。構内はLED照明によって全体的に明るくなり、改札口に隣接していた「コーヒーショップけごん」の跡地に待合室とタリーズコーヒーがオープンした。
特急ホームなどには外国語での案内もできるステーションコンシェルジュも立ち、インバウンド推進もはかっていく。