5月19日・20日、ニュルブルクリンク24時間レースの決勝レースが行われた。長丁場のレースを制したのは、アウディ『R8 LMSウルトラ』(ゼッケン3:マルク・バッセン/クリストファー・ハーセ/フランク・スタップラー/マルクス・ビンケルホック)。
アウディは2009年より『R8』を投入したがポルシェやBMWといったライバルの後塵を拝してきたが、初の栄冠に輝いた。2位もアウディ R8(ゼッケン26)、3位はメルセデスベンツSLS AMG GT3(ゼッケン66)だった。
日本から参戦した車両は、市販車ベースの車両での参戦で注目されたニッサン『GT-R』のゼッケン23が総合99位、山内一典氏らが駆るゼッケン123総合30位の好成績を収めた。
また、木下隆之氏らが乗るレクサス『LFA』(ゼッケン83)は総合15位でSP8クラス(全6台)で2年ぶりの優勝、一昨年の総合成績(18位)も上回った。スバル『WRX STI』(ゼッケン133)で終始快調に走りきり総合28位でSP3Tクラス2連覇。トヨタ『86』(ゼッケン166)は総合46位でこちらもSP3クラス制覇を果たした。またチームメイトのトヨタ 86(ゼッケン165)は総合65位だった。