パナソニック・オートモーティブシステムズ、ホームで培ってきた省・蓄・創エネ技術をEVに応用

自動車 ビジネス 企業動向

パナソニックは23日、「2012年度事業方針」でのオートモーティブシステムズ社の2012年度計画を発表した。

2012年度は売上高が前年同期比10.2%増の7200億円、営業利益が前年同期の約3.6倍となる180億円を目指す。

オートモーティブシステムズ社の事業方針は「エレクトロニクスで新しいクルマ社会の創造に貢献」を掲げる。

具体的な取り組みとして新規事業としてホームで培ってきた「省・蓄・創エネ」環境技術を電気自動車(EV)などの車載用に転換する。また、電装品事業で培ってきた技術・評価検証も新規事業に応用していく。

グローバルマルチメディア事業では、ミラーリンク/iPhoneアプリとの連携を進める。コックピットシステムでは、大画面情報表示・HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)対応を進める。

純正カーナビでは自動車メーカーや地域に適合したソフトウェア協業、市販カーナビでは車種に合わせたデザイン設計、PNDラインナップを強化する。アクティブナビゲーションなどの新規市場も開拓する。車室内音質の追求ではELS/Fenderコラボレーションを進めるという。

《レスポンス編集部》

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