【トヨタ プリウスPHV 試乗】チャレンジし続けたくなる…片岡英明

試乗記 国産車
トヨタ・プリウスPHV
トヨタ・プリウスPHV 全 4 枚 拡大写真
ステアリングを握っての感想は「乗っていて楽しく、飽きない」ということだ。EVモードのままで何km走れるかチャレンジする楽しみがあるし、HVモードと走りの違いをチェックする面白さもある。

モーター駆動のEVモードで走れる距離は26.4km(JC08モード)だ。市街地で頑張って丁寧な運転をしてみたら、25km以上の距離をモーターだけで走ることができた。モーターだけで走行可能な速度も時速100km/hまでと、『プリウス』を相手にしない。

アクセルをグッと深く踏み込めばエンジンが始動するが、フツーに流れに乗る運転をすればモーターだけで20km前後は走れるだろう。高速道路でも80km/h程度にセーブして走ると、15kmは無理なく走れる。ハンドリングや乗り心地は、ノーマルのプリウスとほとんど変わらない。マイナーチェンジで基本がよくなったから、素直に曲がるし、空気圧は高めでも乗り心地に粗さは見られなかった。また、HV走行でも、かなり静かだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
おすすめ度:★★★

片岡英明│モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集者を経てフリーのモータージャーナリストに。新車からクラシックカーまで、年代、ジャンルを問わず幅広く執筆を手掛け、EVや燃料電池自動車など、次世代の乗り物に関する造詣も深い。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。10-11日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《片岡英明》

片岡英明

片岡英明│モータージャーナリスト 自動車専門誌の編集者を経てフリーのモータージャーナリストに。新車からクラシックカーまで、年代、ジャンルを問わず幅広く執筆を手掛け、EVや燃料電池自動車など、次世代の乗り物に関する造詣も深い。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

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