BMWの最上級サルーン、『7シリーズ』。2009年に登場した現行モデルが、デビュー以来、初となる大幅改良を受けた。
これは25日、BMWが公式発表したもの。内外装からパワートレーンに至るまで、大きな進化を遂げた7シリーズが姿を現している。
外観は、フロントマスクを中心にリニューアル。フルLEDヘッドライト、新デザインのバンパーやキドニーグリルなどによって、新鮮さを醸し出す。
インテリアは、新形状のレザーシートの採用で、座り心地が改善。静粛性の引き上げも図られた。大型モニターやハイエンドオーディオなど、後席用のエンターテインメント装備も充実。ドライバー正面のメーターは、多機能ディスプレイに発展している。
メカニズム面では、従来はV12やハイブリッドのみだった8速ATを、V8や直6エンジン搭載車にも拡大採用。第2世代の「ECO PRO」モード採用の効果も手伝って、BMWによると、最大で25%の燃費向上を可能にするという。