フィアット、イラン市場から撤退へ…核問題への制裁に連動

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フィアットのエンブレム
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イタリアの自動車大手、フィアットは25日、イラン市場での新車の輸入販売や、パーツ供給などのアフターサービス活動を中止し、イラン市場から撤退すると発表した。

これは、イランの核開発問題に対して、米国を中心にした国々が経済制裁を強めている動きに連動したもの。フィアットは、これまでイランで行ってきた乗用車、トラックやバスなどの商用車の販売を中止する。

フィアットの発表を受け、ニューヨークに本拠を置く米国のロビー団体、UANI(統一反原子力イラン)は、直ちに声明を発表。フィアットの決断を歓迎する意向を示した。

自動車メーカーではGM、フォードモーター、クライスラーグループの米国ビッグ3が、早くからイランでのビジネスを中止。最近ではPSA(プジョーシトロエン)、ポルシェ、ヒュンダイモーターなどが、イラン市場からの撤退を決めている。

《森脇稔》

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