フィアットとクライスラー、マツダ車生産か

自動車 ビジネス 企業動向
現行マツダ ロードスター
現行マツダ ロードスター 全 1 枚 拡大写真

23日、イタリアの大手自動車メーカーのフィアットと、次期『ロードスター』(海外名:『MX-5』)ベースのオープン2シータースポーツカーの開発・生産に向けた協議を開始すると発表したマツダ。両社の提携交渉が、一段と深いレベルに発展する可能性が出てきた。

これは24日、米国イリノイ州のクライスラーグループのベルビディア工場で、記者団の取材に応じたフィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「2シータースポーツカー以外の分野でも、マツダと協業できる可能性はないか、探っていく」と述べたのだ。

同CEOのこの発言は、フィアットとマツダが2シータースポーツカーだけにとどまらず、生産や開発の面で幅広く提携し、コスト競争力を高めていく方向性を示唆したものと受け取れる。

ところで今回、マルキオンネCEOが記者会見したベルビディア工場は、クライスラーグループがフィアット傘下のアルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発した小型セダン、ダッジ『ダート』の組み立て工場。そのため、一部メディアは、「フィアットまたはクライスラーグループの工場で、マツダ車を生産する可能性もある」とレポートしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る