ボルボのロボットカー「ロードトレイン」、初の公道テスト

自動車 テクノロジー 安全
公道テストを行うボルボカーズのロボットカー。3台が自動運転でトラックに追従。
公道テストを行うボルボカーズのロボットカー。3台が自動運転でトラックに追従。 全 1 枚 拡大写真

ボルボカーズが提唱する未来の安全技術プロジェクト、「ロードトレイン」。正式名称「SARTRE」と呼ばれるこのプロジェクトが、初の公道テストを無事終えた。

これは28日、ボルボカーズが発表したもの。ロードトレインとは、交通事故を減らす目的で行う自動運転技術の研究開発プロジェクト。複数の車が一定の車間を保った状態で、数珠つなぎのように自動運転することから、ロードトレインの愛称が付けられた。このプロジェクトには、EU(欧州連合)も参画している。

SARTRE初の公道テストは、スペイン・バルセロナ郊外で実施。ボルボの大型トラックに続いて、『S60』、『V60』、『XC60』の3台が、6mの車間を保って自動運転で追従。200kmのルートを走り切り、最高速は85km/hに達したという。

この自動運転には、カメラ、レーダー、レーザーセンサーなどの最先端技術を導入。ワイヤレス通信によって各車両はコントロールされ、ドライバーはアクセルやブレーキ、ハンドル操作から解放される。

《森脇稔》

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