【中国 次世代トヨタ】点検・補修需要開拓へ

自動車 ビジネス 企業動向
第一店、点検補修工場
第一店、点検補修工場 全 18 枚 拡大写真

広汽トヨタ(GTMC)は、アフターサービスも管理することを目的に「サービスのSLIM」(Sales Logistics Integrated Management)を開発した。販売店のサービス業務を共有しカイゼンにつなげるという取り組みだ。

サービスのSLIMを本格稼働

仕組みは、SLIMモニターで全販売店のサービス業務のステータスをモニタリングし、販売店と共有するというもの。従来からある「販売のSLIM」と同様に、異常をフォローしていく。

モニターでは、入庫台数、定期点検の受付状態、補修修理、BP(鈑金塗装)など車両の状態が把握できる。店別の保有台数とフォロー対象車の内容なども確認できる。

中国市場では保有台数が拡大するのに伴って、点検需要の開拓と獲得がビジネスにつながる。そこでサービスのSLIMでは、定期点検について、5000km、1万km、2万km点検の入庫状況が店別に確認できるようになっている。

異常管理のため月に1回、GTMCのサービス関連担当者を交えて会議が行なわれる。目的は予約率の向上や、有償点検の入庫率向上。当月の入庫対象車あたりの入庫率の目標数値は60%としている。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る