マーク・ウェーバーのモナコGP優勝は、フェラーリがウェーバー獲得を狙っているという噂の真っ只中での出来事だった。だが、レッドブルは今すぐにウェーバーの2013年契約をまとめる必要はないと語る。
過去数年間、ウェーバーは毎年更新の単年度契約を続けいて、翌年の契約はシーズンも後半に入ってからサインするのが恒例となっている。
クリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)次のようにコメントしている。
「マークはモナコで素晴らしい一日を経験したね。ああいうレースを目にすると、交渉の主導権は完全に彼の手にあると思うのは当然だろう。しかし、彼はこのチームを快適に感じているはずで、出てゆく理由などないと思う。チームは彼を良く知り、彼もチームを良く知っているんだ」
「シーズンは6戦を消化したところだが、今後は、彼の野心とやる気にかかっている。現時点ではやる気は十分だと見ている」
ただ、仮にウェーバーがフェラーリに移籍するとなれば、レッドブルの空席を巡り、ルイス・ハミルトン獲得の噂が再燃することは間違いない。