F1、予測不能の2012シーズンに賛否

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F1 モナコGP 2012
F1 モナコGP 2012 全 6 枚 拡大写真

F1各チームの代表は、2012年シーズンの予測不能な現状は、ファンのF1離れを食い止めていると考えているようだ。

だが、モナコGPでマーク・ウェーバー(レッドブル)が6戦目にして6人目の優勝者となった状況を批判する声もあちこちから挙がっている。ランダムなリザルトも度が過ぎればF1の権威が損なわれるという主張だ。

しかし、マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表やレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は声を揃えて、「トップチームにとってはやり難い状況であることは確かだが、スポーツ全体としては憂慮するような問題ではない」と語る。

では、個々のドライバーの受け止め方はどうだろう? 開幕当初は速さを見せたものの、バーレーン、スペイン、モナコではまったく良いところのなかったジェンソン・バトン(マクラーレン)は現状に不満を持つ一人だ。

「次から次にウィナーが入れ替わるシーズンは確かに見る側にとっては面白いだろうね。最初の頃はF1全体の利益もあるだろう。だが遠くない将来にファンはこう言い出すだろう。『誰でも勝てるグランプリなら、実力があっても勝てないこともあるのかな?』ってね。そろそろ本物のF1ファンは今のF1が変だということに気が付き始めているよ」

「はっきりとは断言できないけど、2戦か3戦くらいを消化したあたりで一定のパターンが読めるようになってくると思う。タイトルを狙うためにライバルチームやドライバーがはっきりと見えてくるんじゃないかな」

《編集部》

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