角川GHDとKDDI、電子書籍事業で連携

自動車 ビジネス 企業動向
ID連携による共有本棚連携のサービスイメージ
ID連携による共有本棚連携のサービスイメージ 全 3 枚 拡大写真

 角川グループホールディングス(角川GHD)、角川コンテンツゲート(角川CG)、KDDIは31日、電子書籍市場の発展に向けた取り組みを共同推進することに合意したと発表した。「LISMO Book Store」と「BOOK☆WALKER」の連携を進める。

 まず第一弾の取り組みとして、6月1日より、KDDIが提供する電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」において、『涼宮ハルヒの憂鬱』『未来日記』『テルマエ・ロマエ』といった、角川GHD傘下各社が保有する約5,000タイトルの電子書籍の販売を順次開始する。また、角川グループとの共同推進開始にともない、6月1日~6月15日の期間限定で、人気タイトルの電子書籍を特別価格にて配信する。

 第二弾の取り組みとして、6月末を目処に、角川CGの運営する電子書籍配信サービス「BOOK☆WALKER」の書籍購入代金について、「auかんたん決済」の導入を開始する。また、同時にKDDIの提供するauスマートパスの会員向けに特別クーポン等の特典を提供し、auを利用している顧客がより廉価に電子書籍を購読できる環境を共同で推進するという。

 さらに、今年度中を目途に「LISMO Book Store」と「BOOK☆WALKER」のID連携による共有本棚連携を共同で検討するとともに、両社のサービスを横断した機能の実現を検討していく考えだ。これにより「LISMO Book Store」で購入した電子書籍が、「BOOK☆WALKER」でも読めるようになる見込み。

 また、auスマートパス会員に付与される「LISMO Book Store」の300ポイントで角川グループ作品をすぐに楽しめるよう、映画化されたベストセラーコミック『テルマエ・ロマエ』第1巻 (エンターブレイン) や、アニメ化された人気作品『これはゾンビですか?』第1巻 (富士見書房)、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた『血潜り林檎と金魚鉢男』 (アスキー・メディアワークス) などを、期間限定の特別価格300円 (税込) で販売するとのこと。

 その他、auスマートパス会員限定特典として、「BOOK☆WALKER」にてauかんたん決済を利用した顧客を対象に、購入金額に合わせたWebMoneyのキャッシュバックを予定している。

角川グループホールディングスとKDDI、電子書籍事業の共同推進を開始

《池本淳@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る