35万円超のミニカーを展示…大人のためのクルマ本専門店

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都会の“リゾート的複合施設”は旧山手通り沿い、エジプト大使館の向かいに
都会の“リゾート的複合施設”は旧山手通り沿い、エジプト大使館の向かいに 全 18 枚 拡大写真

35万円を超えるミニカー、ティレル6輪のF1が「大人のための文化の牙城。」と銘打つ代官山 蔦屋書店で、6月中旬まで特別展示される。「日本での展示はここだけ」と同店はPRする。

トゥルースケールミニチュアズの8分の1スケールミニカー、「1976 Tyrrell P34 ナンバー3 Swedish GP Winner Jody Scheckter」の価格は35万7000円。「クルマ関連の書物についてなら何でも聞いてほしい」というコンシェルジュ・カウンターの目の前に展示された。

店内は、世界中から集めた10万円を超えるクルマの専門書・史記、整備書がショーケースを飾り、棚には昭和初期からの国産車・輸入車のサービスマニュアルがずらりと並ぶ。「Amazonなどに出回っていない商品ばかり。我々の経験と目でしっかりと品を確かめて仕入れ・販売している」とシニアコンシェルジュ・白井祐樹氏は語る。

同店の車・バイクコーナーは、かつて世田谷区尾山台の環八通り沿いに存在した、クルマ・バイク・趣味の専門店「リンドバーグ」とカルチュア・コンビニエンス・クラブがタッグを組んで作り上げた空間だ。

代官山 蔦屋書店のフロアの一部になってからの変化について、白井氏は「フェラーリとポルシェに関するニーズが多くなった。客単価が3500円前後となり、世界各方面からの来客が増えた」と話す。

「120台の専用駐車場も完備しているので、デートに、バータイムに、大人のくつろぐ時間として利用してほしい」(白井氏)と、店内にはさりげなくiPadが置かれたバーラウンジもあり、クルマ関連の業界人たちが打合せを行う姿もみられた。

《レスポンス編集部》

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