【プサンモーターショー12】ルノーサムスン、SM5 SM3 にBOSEグレード

自動車 ニューモデル モーターショー
SM5「BOSE」
SM5「BOSE」 全 10 枚 拡大写真

ルノーサムスンが韓国内で販売する主力車種としているのが『SM5』と『SM3』。SM3にはEVモデルもラインナップに加えるなど、力の入れ具合はハンパじゃない。そんな中、展示されたSM5とSM3に「BOSE」エンブレムを装着した車両を発見。その内容をチェックしてみた。

SM5は2代目『ティアナ』にも使われている日産・ルノーグループのDプラットフォームをベースとした上級セダンで、2010年1月に発売された。全長4885mm×全幅1830mmのの堂々としたプロポーションを持ちつつ、流麗なスタイリングとしたのが特徴だ。

SM5「BOSEバージョン」に搭載されていたシステムは、ダッシュボード中央に8cm口径スピーカーと、前後左右の4枚のドアに8cm口径ツィーターなど全10スピーカー搭載のハイグレードなバージョン。これらを駆動する10chデジタルアンプはリアトレイの真下、トランク側に設置されていた。

システムがインストールされている車内は要所にホワイトパネルを施した爽やかな雰囲気。センターコンソールに収められたオーディオの下には「BOSE」のロゴマークも見える。会場ではこの車種を使ってBOSEサウンドの真髄が体感できる音と映像を交えたお馴染みのデモも実施された。

一方、SM3は3代目のルノー『メガーヌ』をベースにしたミドルクラスセダンで、2009年4月のソウルモーターショーで発表された。こちらのBOSEシステムは、センタースピーカーがない少しシンプルなものとなる。それでも全9スピーカーをインストールし、10chデジタルアンプを組み合わせる高品質なもの。最量販車種とはいえ、上級志向の強い韓国マーケットに合わせたラインナップが準備されたようだ。

車種のグレードにBOSEバージョンが用意されているのは、世界的にも例がなく、フロントドアとリアエンブレムに「BOSE」のロゴを貼っているのもSM5とSM3だけだという。ちなみにルノーサムスンの「SMAUTOMALL」ではSM3のドアに貼られていたBOSEのロゴマークは9900ウォンで販売されている。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る