天の川とアンドロメダの銀河衝突、40億年後

自動車 ビジネス 企業動向
衝突し、形が大きく乱れる2つの銀河
衝突し、形が大きく乱れる2つの銀河 全 3 枚 拡大写真

 米NASAは31日(現地時間)、ハッブル宇宙望遠鏡による観測から判明した、天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突についての最新の予想を発表した。両銀河は40億年後に衝突する。

 われわれの地球がある天の川銀河とアンドロメダ銀河は比較的に近い位置にあり、次第に接近していることは以前から知られていた。両銀河が最終的には衝突することも定説となっている。しかし、その詳しい時期などについてはよく分かっていなかった。

 NASAはハッブル宇宙望遠鏡を使い、数年にわたってアンドロメダ銀河を緻密に観測。そのデータから衝突の詳しい予想を導き出した。それによると、両銀河は40億年後に衝突し、それから20億年かけてひとつの銀河に合体するという。

 銀河同士の衝突は決して珍しいものではなく、衝突した銀河は数多く観測されている。天の川銀河とアンドロメダ銀河も衝突後は宇宙でよく見られる楕円銀河の一つになると考えられる。

天の川銀河とアンドロメダの衝突は40億年後、ハッブルの観測で判明

《山田 正昭@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る