マツダのものづくりを学ぶ…メキシコ新工場の本社研修開始

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マツダは、メキシコに建設中の生産事業合弁会社「Mazda Motor Manufacturing de Mexico S.A. de C.V.(MMMdM)」の新工場従業員の日本での研修を6月4日より開始した。

6月7日にマツダ本社で実施した開講式には、研修生の第一陣として来広した製造領域の管理者など12名が参加。研修生は、マツダミュージアム見学や安全健康教育に関する講習などを受けた後、担当領域ごとに実作業を通じ、リーダーの役割やマツダ生産方式、マツダの品質についての考え方などについて学ぶ。

また、週末には地域イベントへの参加などを通じて、マツダ社員や地域住民との交流も深められるような取り組みも予定している。

マツダでは、2013年度までに、MMMdMの中枢となるエンジニア、管理・監督者を中心に約180名を数回に分けて受け入れ、今後MMMdMで担当する業務に応じて、生産・物流部門や品質部門などで研修を実施する。また、一部の研修生は、海外産業人材育成協会による研修生受け入れ制度を活用した約6週間に渡る日本語および日本文化に関する研修を受講した上で、マツダ本社での研修に参加することとなる。

開講式で、マツダの江川常務執行役員は、「今回の新工場は、中南米事業を強化し、今後のマツダのグローバルビジネスの基幹ともなる生産拠点。本社での長期研修を経て、ひとりひとりが、自信と誇りをもってメキシコでの“マツダのものづくり”をリードしてくれることを期待する」と述べた。

《纐纈敏也@DAYS》

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