道路をバリケードで塞いで事故誘発、少年3人を逮捕

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今年4月、香川県丸亀市内の市道に道路工事用のバリケードを設置して道を塞ぎ、通行してきたクルマの衝突事故を誘発したとして、香川県警は5日、同市内に在住する14-16歳の少年3人を往来妨害や傷害容疑で逮捕した。うち1人は容疑を否認している。

香川県警・丸亀署によると、逮捕された3人は2012年4月17日の午前2時30分ごろから午前4時15分ごろまでの間、丸亀市富士見町2丁目付近の市道(片側1車線)に、近くの工事現場から持ち出した鉄パイプで構成されたバリケードを道路を塞ぐように設置。これに気づかず進行してきた軽乗用車を衝突させ、運転していた58歳の女性に軽傷を負わせた疑いがもたれている。同様の行為を4回繰り返し、他の4台にも前部を破損する被害を負わせていた。

警察では目撃情報から、同市内に在住する16歳の少年2人と14歳の少年1人が容疑に関与したものと断定。5日までに往来妨害や傷害容疑で逮捕している。

調べに対して16歳の少年2人は「クルマがぶつかる様子を見ていた」などと供述。容疑を大筋で認めているが、14歳の少年は「知らないし、やっていない」として関与を否認している。現場には街灯が少なく、夜間の見通しは良くないという。

《石田真一》

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