オランダTomTomは12日(現地時間)、米アップルへの地図コンテンツの提供について同意したことを明らかにした。
アップルは11日に開催されたWWDCで、自製の地図・ナビゲーションアプリを発表すると共に、音声認識コンシェルジュサービス「Siri」を活用したカーメーカーのナビゲーション連携についても明らかにしている。
TomTomは地図会社のテレアトラス(Tele Atlas)を傘下に持ち、40を超える国と地域でナビゲーションデバイス/アプリケーションを販売。iOS向けには他社に先駆けてナビゲーションアプリを提供しているほか、PND向けには2Gモジュールを内蔵して渋滞情報などのオンラインサービス(Live HD Traffic)を運用している。
iPhoneへのコンテンツ提供に当たっては、プローブデータを収集し渋滞情報として端末側に表示させる機能も搭載される見込みだ。