ルネサス、ARMプロセッサIPライセンスを取得

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ルネサス エレクトロニクスとその子会社、ルネサス モバイルは、携帯機器、車載情報機器向けの次世代アプリケーションプロセッサ開発のため、ARM社より「ARM Cortex-A7 MPCore」と「ARM Cortex-A15 MPCore」のライセンスを取得した。

両ライセンスは、パワーマネジメントの大幅な改善を実現するARM社のbig.LITTLEアーキテクチャーを構成するプロセッサIP。今回の採用によりルネサスでは、非常に高性能でバッテリーの長寿命化を実現できる次世代のアプリケーションプロセッサやコミュニケーションプロセッサ、およびLTE/HSPA+のマルチモード対応スマートフォンプラットフォームの開発が可能となる。

ARM社のbig.LITTLEアーキテクチャーは、従来の消費電力と性能との関係を一変させる柔軟な処理方法で、アプリケーションソフトウェアにより高性能コアと低消費電力コアの2つのプロセッサ クラスター間をシームレスに交換作動。タスクに最適なプロセッサ クラスターを選択することで、ARM社比で最大70%のバッテリー寿命延長を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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