アディダスグループのレザーシューズブランド、ロックポートは、ビジカジファッションに最適のアイテムとして「EASTERN STANDARD（イースタンスタンダード）」シリーズを発売した。
同社がおこなった、男性の「オフィスファッション」について一都三県在住の有職者女性500名を対象にした調査では、「職場に“ビジネスカジュアル”ファッションの男性がいる」と6割の人が回答したといい、ビジネスカジュアルやクールビズが日本においても定着してきているようだ。ロックポートジャパン・マーケティング部マネージャーの藤原弘基さんは、「ビジカジスタイルの普及とともに、歩きやすいシューズへのニーズも、ビジカジスタイルに合わせたカジュアルなタイプからもっとビジネス寄りのタイプまで、高まってきていると感じています」と話す。
市場の変化に合わせて投入した新商品「EASTERN STANDARD」は、ビジネスカジュアルに合わせやすいよう、外観はプレーンなデザインで仕上げられた。一方、中敷きの部分などにアディダスのスポーツシューズテクノロジーを採用することで、軽快な履き心地を実現したという。
「見た目以上に軽量性がありますし、天然の牛革を使っていますので足へのフィット感も高く、履いて頂くとより軽く感じて頂けます」（藤原さん）との事で、実際に試着してみると、見た目からは想像できない軽量な履き心地に驚かされる。「ジーパン」「マカロニ」に続く「ビジカジ」刑事がこの靴を履いたら犯人を取り逃がすことはなさそうだ。
藤原さんは、「オンでもオフでも足下をリラックスして過ごせますし、汎用性の高いデザインなので一足持っていると皆さん重宝されると思います。現在、店頭でも売れ筋モデルとなっていまして、ミッドカット、ローカット、ウィングチップ、の3種類を用意しているのですが、中には“今度はウイングチップに挑戦してみよう”と、ミッドカットとウイングチップを色違いで買われる方もおられます」と店頭での様子を語った。
加えて、「ジャケットにデニムのスタイルに限らず、パンツの色に合わせてカラーも豊富に用意しているのも特徴です。今年の秋冬にはスムースレザーのモデルを用意して、来年の春に向けてもシリーズを継続して、バリエーションを増やしていきたいと思っています」と同商品への期待感を語る。
また、様々な企業で取り入れつつあるビジカジファッションについて、「やはり、足下はファッションのポイントで、ビジネスシーンにおいて節度あるデザインや素材が足下にくることが大切になるかと思います」とアドバイス。「我々のブランドとしては30代〜40代のオンもオフもアクティブに過ごされている方がコアターゲットになるかと思いますが、そういった年齢層に限らず“若々しい心”を持った方々に、足下をカジュアルでオシャレに楽しんでいただきたいですね」と話した。ロックポートでは、今年5月16日にオンラインショップをオープンしており、「EASTERN STANDARD」シリーズはこちらでも購入することが可能となっている。
