東芝、車載機器組み込み用64コアSoCを開発

自動車 ビジネス 企業動向

東芝は15日、車載機器やデジタルプロダクツなどの組み込み用途向けに、従来試作品の8倍の64コアを集積し、処理性能を約14倍向上させたメニーコアSoCを開発したと発表した。

開発品は、独自の木構造のネットワークオンチップ・アーキテクチャや組み込み用途向けの高効率なプロセッサコアを採用。組み込み用途として使用できる84平方ミリのサイズで、従来比8倍の64コアの集積を実現。他の演算回路も含めると、従来の8コアを集積したマルチコアSoCに比べて、処理性能を約14倍向上させた。

また、低消費電力化の技術として、プロセッサコアごととメニーコア部全体の電源遮断、クロック遮断および、同社独自の低消費電力のフリップフロップ回路「Data-mapping F/F」を採用。製造プロセスを65nmから40nmへ進めて、消費電力効率を従来に比べて40~50%改善させた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る