【ユーロNCAP】自動緊急ブレーキを安全性評価の基準に…2014年から
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これは13日、ユーロNCAPコンソーシアムが明らかにしたもの。2014年の安全テストからは、自動緊急ブレーキの装備の有無が、新たな安全性評価の基準に加わることが告げられたのだ。
自動緊急ブレーキは、衝突を避けられないと判断した場合、ドライバーに代わって車両が自動的にブレーキをかけるシステム。すでに一部の新車に標準化、またはオプション採用する動きが広がっている。
ユーロNCAPコンソーシアムによると、自動緊急ブレーキによって最大で27％、事故の発生を減らすことができるという。しかし、欧州で販売されている新車の79％に自動緊急ブレーキが用意されておらず、自動車メーカーで見ると、全体の66％が自動緊急ブレーキを設定していないのが現実。
今回の発表は、ユーロNCAPのテストにおいて、最高評価の5つ星を得るためには、2014年からは自動緊急ブレーキの装備が求められることを示唆したものと受け取れる。
《森脇稔》
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