英国の高級車メーカー、ベントレーは20日、英国で28日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2012」において、新型『コンチネンタルGTスピード』をワールドプレミアすると発表した。
コンチネンタルGTスピードは、『コンチネンタルGT』をベースに、さらなる高性能化を追求したモデル。2007年、初代モデルに初設定された。2010年にモデルチェンジを受けて登場した2代目では、コンチネンタルGTスピードの設定は初となる。
新型コンチネンタルGTスピードは、初代からさらにパワーアップ。ツインターボで過給された6.0リットルW12気筒ガソリンエンジンは、最大出力625ps、最大トルク81.6kgmを引き出す。これは先代比で、15ps、5.1kgmの性能向上。同社によると、ベントレーの量産車としては、史上最強のパワーを誇るという。
トランスミッションは、新開発のZF製クロスレシオ8速AT。新型コンチネンタルGTスピードは、0-100km/h加速4.2秒、最高速329km/hという優れたパフォーマンスを実現する。
新型コンチネンタルGTスピードは20日、欧州での受注をスタート。納車は10月に開始される予定だ。