新F1エンジンのサウンドはロケットエンジンさながら?

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PURE/クレイグ・ポラック
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2014年からF1はエンジン規定を現行の2.4リットル自然吸気V8から1.6リットル過給器付きV6に改正する。次世代エンジンを手がける企業のひとつ、PUREのクレイグ・ポラックはそのエンジンのサウンドを史上最強と評する。

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シンガポール株式市場でF1興行株式の公開を目論むバーニー・エクレストンとしては、F1というスポーツの魅力を少しでも高めたい。エンジンが発するサウンドも重要な要素のひとつだと公言している。先週末のル・マン24時間レースを観戦したポラックは、エクレストンには安心して欲しいと述べた。

「変化を避けることはできない。技術の進歩を止めることはできない。ル・マンに出場したハイブリッドカーのサウンドは魅力的だったよ。ロケットエンジンみたいな音だった。F1の次期エンジンはこれ以上に勇壮なサウンドを奏でるだろう。確かにこれまでとは変わる。だが変化は避けることはできない。変化を受け入れて進歩を続けるしかない」

「レースカーはレースカーらしい音を出すべきだという点ではバーニーに異論はないが、未来のレースカーが過去のV8みたいな音を出す必然性はない。実際にどんな音になるかは今のところ誰も知らないが、私自身はこれまでとはまったく違った豪快な音になると信じている。きっとロケットエンジンみたいな音になるんじゃないかな」

2014年にPUREは少なくとも3チームにエンジン供給を計画している。現時点でフェラーリとメルセデスを除く全チームが顧客となる可能性すらあるという。

《編集部》

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