【新聞ウォッチ】オリンパス、ソニーと資本提携で最終調整

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年6月22日付

●「ライバル」スマホと連携、カーナビ・地図本生き残りかけ、道案内にアプリ活用(朝日・10面)

●途上国、環境より成長、グリーン経済に不信、リオ+20(毎日・2面)

●消費増税法案、26日採決へ(産経・1面)

●最上級「パサート」日本投入(産経・10面)

●中古車返品期間100日まで拡大へ、ガリバー(産経・10面)

●国内生産見直し加速、日産、追浜20万台削減、ホンダは埼玉で再編(産経・10面)

●レクサス2年連続首位、米の品質調査(産経・10面)

●GS倒産過去最多も、老朽化設備改修、低燃費車普及(産経・12面)

●ソニーと資本提携へ、オリンパス500億円受け入れ、最終調整(日経・1面)

●株主配分は原則配当で、今期から、ホンダ、純利益の3割を(日経・13面)

ひとくちコメント

粉飾決算事件の影響などで財務基盤が悪化しているオリンパスがソニーから約500億円の出資を受け入れる方針を固め、最終調整に入ったという。きょうの日経が1面トップで報じている。

それによると、ソニーは発行済み株式の1割強を保有する筆頭株主となり、オリンパスが強みとする内視鏡を中心とした医療機器分野などでの事業協力を進める狙いがある。7月中の合意を目指し、損失隠しで悪化した自己資本の早期回復を目指すという。

オリンパスは、旧経営陣が巨額の損失を隠してきた粉飾決算事件の影響などで昨年度、大幅な最終赤字に転落して財務基盤が悪化し、立て直しが大きな経営課題になっている。このため、ソニー以外にもパナソニック、富士フイルムホールディングスやテルモなども資本面を含む提携に意欲を示してきたが、このうち、パナソニックは出資を見送る方針を固めたとしている。

きょうの読売にもオリンパスの笹宏行社長のインタビューを掲載しているが,資本増強策について「出来るだけ早く結論を出したい」と答えているだけで、提携先については日経のように具体的な会社名は絞られていない。もっとも、日経も今後、「ソニーとの交渉が不調に終わった場合は、テルモとの交渉の余地は残す方針」との含みを持たせて取り上げており、きょうの記事はどうも“確定版”ではなさそうだ。

《福田俊之》

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