ドイツ、水素ステーションを50か所へ拡大…2015年

エコカー EV
水素ステーションとダイムラー/メルセデスベンツBクラスF-Cell
水素ステーションとダイムラー/メルセデスベンツBクラスF-Cell 全 6 枚 拡大写真

ダイムラーは20日、ドイツ政府などとの間で、ドイツ国内における水素ステーションの拡大整備に向けた覚書にサインしたと発表した。

水素ステーションは、燃料電池車の普及に不可欠。現在、ドイツ国内には15の水素ステーションがあるが、覚書では2015年までに、50か所へ増やすことが目標に掲げられた。

ダイムラーなど複数のドイツ企業とドイツ政府は、水素ステーションの拡大整備のために、総額4000万ユーロ(約40億円)を投資。水素ステーションが50か所に増える2015年、ドイツ国内には5000台の燃料電池車が普及すると想定している。

ダイムラーは先代メルセデスベンツ『Bクラス』をベースにした燃料電池車、『Bクラス F-CELL』を使用し、燃料電池車の普及に向けた開発テストに取り組む。

ダイムラーのトーマス・ウェーバー研究開発担当取締役は、「燃料電池技術はドイツをEV先進国にするための大きな可能性を秘めている」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る