【ポルシェ ボクスター 新型】「全てのスポーツカーの魂を体現」…ポルシェジャパン黒坂社長

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ポルシェ・ボクスター
ポルシェ・ボクスター 全 6 枚 拡大写真
3代目に進化したポルシェ『ボクスター』がポルシェジャパンより発表された。

「1993年のデトロイトモーターショーでプロトタイプが発表され、大反響を巻き起こしました。そして、1996年には初代の市販モデルType986ボクスターが発表されました」と語るのはポルシェジャパンの黒坂登志明社長。「ポルシェが経営的に大変厳しい時代に登場したボクスターは、たちまち世界中で大ヒット。その後、2004年に2代目となるType987へと生まれ変わった後もその勢いは衰えることはありませんでした」と振り返る。

そして、「(新型)ボクスターはポルシェのみならず、全てのスポーツカーの魂、すなわちスピリットを体現するモデルなのです」とする。

そのエンジンレイアウトは初代から通してミッドシップだ。黒坂社長は、「ポルシェの名を冠した最初のモデル、『356ナンバー1ロードスター』、そして、ジェームスディーンが愛した『550スパイダー』、スーパースポーツカーの『カレラGT』など、キラ星の如く輝くポルシェミッドシップモデルの系譜をボクスターは受け継いでいるのです」。

最後に、「新型ボクスターは、アルミボディによる軽量化、エンジン、トランスミッションの最適化、ホイールベースの延長、電動パワーステアリングの採用などにより、パフォーマンスと効率性、ドライビングプレジャーと快適性を高い次元で融合しています」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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