【新聞ウォッチ】トヨタ役員報酬1億円超は2人、張会長“減俸”、豊田社長“昇給”ゼロ

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豊田章男社長(参考画像)
豊田章男社長(参考画像) 全 4 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年6月26日付

●きょう採決、小沢新党処分見極め判断、一体改革、首相、賛成す呼びかけ(読売・1面)

●エコカー補助7月終了へ、残り1000億円割る、各社は独自割引(読売・2面)

●トヨタ・BMW提携拡大、燃料電池車など共同研究へ(読売・8面)

●リクルート上場方針、13年度にも、海外展開へ資金調達(朝日・1面)

●トヨタの役員報酬額、1億円超え2人、昨年より4人減(朝日・7面)

●ソニーとパナソニック、有機ELで提携合意、量産化技術を共同で開発(朝日・8面)

●日産のEV中国で生産、新ブランドで量産計画(朝日・8面)

●高速道「自動運転」に、国交省、システム構想(産経・10面)

●中国・大連に日産が新工場(産経・10面)

●デンソー138億円申告漏れ、国税指摘、海外子会社の所得分(東京・6面)

●社説:自動車産業の空洞化を避けるために(日経・2面)

●ユーシン、車ドア鍵世界首位へ(日経・9面)

●「ミラージュ」予約開始、三菱自動車(日経・11面)

●燃費を2割改善、ガソリンエンジン開発、千葉大とホンダ子会社(日経・12面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車は2012年3月期の有価証券報告書で、張富士夫会長と豊田章男社長の2人の役員報酬が1億円以上だったことを開示した。それによると、前期の6人から4人減って、豊田社長は2年連続で1億円を超えたものの、前期と同じ1億3600万円、張会長は前期より7000万円少ない1億4400万円となった。

きょうの各紙が報じているが、1億円以上の役員が減ったのは、「11年6月に渡辺捷昭副会長が相談役になるなど重鎮の取締役が退いたほか、自然災害や円高の影響で業績が悪化したのが要因とみられる。すでに公表している取締役27人の報酬総額は前年比42.8%減の9億7200万円だった。

また、きょうの東京によると、上場企業のうち、25日の時点で報酬が1億円を超えた役員は84人に達したという。これまでの最高額はセガサミーホールデングスの里見治会長兼社長の6億1700万円。もっとも、きょうの10時から横浜市のパシフィコ横浜で開かれる日産自動車の株主総会で公表する予定のカルロス・ゴーン社長の報酬が10億円を超えるとみられており、里見会長を上回ることは間違いない。

《福田俊之》

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