無免許運転の発覚恐れて身代わり依頼、18歳少年を逮捕

自動車 社会 社会

24日午前2時25分ごろ、三重県鈴鹿市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。電柱に衝突する事故が起きた。この事故で同乗者1人が意識不明の重体となった。事故直後に運転者として名乗り出た少年は身代わりと判明。警察は後に18歳少年を逮捕している。

三重県警・鈴鹿署によると、現場は鈴鹿市稲生町付近。乗用車は走行中に何らかの理由で路外に逸脱。そのまま電柱に衝突したとみられる。この事故で18歳の男性1人が車外に投げ出され、頭部強打で意識不明の重体。一緒に乗っていた3人が打撲などの軽傷を負った。

事故直後、警察に対して運転者と名乗り出た18歳少年に事情を聞いていたところ、この少年が「実は身代わりだった」と申告。実際に運転をしていたという18歳少年に事情を聞いたところ、事故を起こした際に運転していたことや、別の少年に身代わりを依頼したことなどを大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)、犯人隠避教唆などの容疑で逮捕。身代わりに応じた少年も犯人隠避容疑で逮捕している。

調べに対して運転していた少年は「無免許運転の発覚を恐れ、免許を持っていた少年に依頼した」などと供述。依頼を受けた少年は「負傷した知人が意識不明と聞かされ、怖くなった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る