【レクサス RX 試乗】買うならハイブリッド、問題は価格…松下宏

試乗記 国産車
レクサスRX
レクサスRX 全 13 枚 拡大写真

レクサスRXが大幅なマイナーチェンジを受けた。外観デザインを最新のレクサス顔に変更したが、ここまで大きな変更はマイナーチェンジではやらないこと。クルマの中身もボディ剛性の強化を図ったほか、“Fスポーツ”を設定するなど、力の入った改良だ。

【画像全13枚】

最初に乗ったのは2010年に追加されたRX270バージョンL。直列4気筒2.7リッターで、動力性能もV型6気筒の3.5リッターに比べるとかなりの違いがあるが、これが意外に良く走った。

乗る前に想像していたよりも軽快な走りを見せたのは、車両重量がRX350に比べて130kgも軽く、特にフロント部分だけで80kgも軽いことが軽快な印象につながったのだと思う。

後からRX350 Fスポーツに乗ると、動力性能ではこちらが断然優れていて力強い加速を示し、格の違いを感じさせる。これに加えてFスポーツ専用の足回りが引き締まった感じの走りを実現する。SUV用タイヤを履くとは思えないような走りである。走りの良さを求めるなら断然RX350 Fスポーツが良い。

それ以上に良かったのがRX450h Fスポーツで、ハイブリッドならではの余裕の動力性能に加え、静かで滑らかな走りも得られる。電動アクティブスタビライザーを装着しているので、一段と高い操縦安定性を発揮する。

RXはガソリン車のRX270やRX350はエコカー減税の対象になっていないが、RX450hならエコカー減税で免税扱いになる。今どきのクルマ選びとしてはハイブリッド車が中心になるだろう。

問題は価格だ。RX270バージョンLが483万円で、RX350 Fスポーツが560万円なのに対し、RX450hは674万円である。エコカー減税&補助金で45万円ほどのお得感が得られるから実質的な価格差は縮小するが、それでも簡単ではない価格差である。

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  2. トヨタ『カローラクロス』次期型は「RAV4」似に? 最終デザインはこれだ!
  3. 【マツダ CX-5 新型】Aピラー9mm、ドア音、ワイパー制御…開発主査が明かした「地味スゴ」な進化とは
  4. ヤマハとホンダの『ゆるキャン△』っぽいやり取りにSNSほっこり…5月のモーターサイクル記事まとめ
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり復活、2026年秋初公開へ「シリーズ展開」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ジェイテクト、ステア・バイ・ワイヤ拡販で第3期中計へ
  4. 中国Desay SV、業界初AIプラットフォーム「EA01U」を日本初公開…人とくるまのテクノロジー展 2026
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る