フィアット、初の中国現地生産を開始…ビアッジオがラインオフ

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フィアット・ビアッジオ(北京モーターショー12)
フィアット・ビアッジオ(北京モーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

フィアットは28日、広州汽車集団との中国合弁、GACフィアットの湖南省長沙の新工場が完成し、第1号車として新型車の『ビアッジオ』(VIAGGIO)がラインオフしたと発表した。

ビアッジオは2012年4月、北京モーターショー12(オートチャイナ12)で初公開。クライスラーグループのダッジブランドが、アルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発した小型セダン、『ダート』の中国版だ。

ビアッジオの外観には、ダートに対して、中国の顧客の嗜好に合わせた変更が施された。フロントグリルは、メッキを強調したデザイン。またリア周りでは、ガーニッシュの有無やナンバープレートの取り付け位置などが、ビアッジオとダートで異なる。

エンジンは、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「Tジェット」。最大出力は120psと150psの2種類が設定される。トランスミッションは、5速MTと「DDCT」と呼ばれるデュアルクラッチだ。

ビアッジオは今秋、中国市場で発売される予定。同車が中国で現地生産される最初のフィアット車になる。フィアットは、「生産クオリティはクライスラーグループを含めた全世界の工場と同じ」と説明している。

《森脇稔》

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