日産 セントラ 新型…米国ミシシッピ工場で年内に生産開始

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日産自動車の北米法人、北米日産は28日、年内に米国ミシシッピ州のキャントン工場において、新型『セントラ』の生産を開始すると発表した。

セントラは元々、日本の『サニー』の、北米市場でのネーミング。2004年、サニーの日本国内販売の中止に伴い、北米専用セダンとなった。新型セントラは、7世代目にあたる。

日産自動車は2012年4月、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型『シルフィ』を初公開。同車をベースにした新型セダンが、米国市場に新型セントラとして投入されることが決定済みだ。

キャントン工場は、2003年に稼働。フルサイズSUVの『アルマーダ』と、フルサイズピックアップトラックの『タイタン』を生産している。6月11日には、新型『アルティマ』がラインオフしたばかり。

同工場での新型セントラの生産に合わせて、北米日産は生産体制の再編を実施。小型ピックアップトラックの『フロンティア』と、そのSUV版の『エクステラ』の生産を11月以降、テネシー州スマーナ工場からキャントン工場へ移管する。

これら3車種の生産を行うことで、キャントン工場では4500名以上の追加雇用が創出される見込み。日産アメリカのビル・クレイガー副会長は、「新型セントラの製造を行うことは、キャントン工場の生産クオリティが優れていることの証」と述べている。

《森脇稔》

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