NXPセミコン、車載アプリ向けデュアル磁気センサを発表

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NXPセミコンダクターズ・KMA220
NXPセミコンダクターズ・KMA220 全 3 枚 拡大写真

NXPセミコンダクターズは、車載アプリケーション向けに設計したデュアル磁気センサ「KMA220」を発表した。

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従来、自動車メーカーはスロットル制御向けアプリの冗長性を実現するため、リードフレームやPCB基板に2個のシングルセンサを搭載しなければならなかった。さらに、これを動作させるためには、コストのかかるリングマグネット構成が必要だった。

KMA220は、2つのセンサシステムをシングルパッケージに統合、センサ1個で冗長性を実現した。

シンプルなディスクマグネット構成で動作し、PCB基板や外付け部品が不要、完全調整済ですぐに実装できる。2つのセンサダイと2個のシグナルコンディショニングASICに加え、3つのコンデンサを内蔵している。

また、デュアル性能を備えているため、システムコスト削減と組み立て工程の簡素化が図れる。

KMX220の標準価格は1万個発注時の単価が3.30ドル。10万個発注時の単価が2.60ドル。

《レスポンス編集部》

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