「店舗で待つだけでなく自らお客様へ出向かう」…セブン-イレブン井阪社長

自動車 ビジネス 国内マーケット
左からトヨタ車体株式会社社長・網岡卓二氏、株式会社セブン-イレブン・ジャパン社長・井阪隆一氏、トヨタ自動車専務・伊原保守氏
左からトヨタ車体株式会社社長・網岡卓二氏、株式会社セブン-イレブン・ジャパン社長・井阪隆一氏、トヨタ自動車専務・伊原保守氏 全 4 枚 拡大写真

2012年7月2日、トヨタ車体による新型「コムス」の記者説明会にて、セブン-イレブン・ジャパンが新型「コムス」を使った新サービスの発表が行われた。

【画像全4枚】

セブン-イレブン・ジャパンが新型「コムス」を使うのは「セブンらくらくお届け便」だ。これは電話での注文、もしくは来店で購入したセブン-イレブン店内の商品を、新型「コムス」に搭載して、無料で宅配するというもの。お食事お届けサービス「セブンミール」商品のみの場合は、500円以上の注文で無料で、500円未満の場合はお届け料120円で実施する。

サービスは8月上旬に新型「コムス」100台でスタート。9月末までに、もう100台を追加。その200台を使って年末までを準備期間として、実証実験を行う。そして、2013年1月から全国展開を予定。1~2年後には全国で3000台規模となることを想定しているという。

実際の車両は、トヨタからセブン-イレブン・ジャパンに一括でリースされ、それを本部から店舗へ貸し出されるという。そこでの利用料は、リース費用の20%ほど。残り80%はセブン-イレブンの本部負担になるという。

そうした新しいビジネスをスタートさせる理由は「社会環境の変化が背景にある」と、セブン-イレブン・ジャパンの代表取締役社長・井阪隆一氏は説明する。

社会環境の変化とは少子高齢化や小売店舗数の減少、女性の社会進出による家事にかけられる時間の減少など。高齢者や有職女性にとって買い物がしにくい環境になっているというのだ。

「そのような環境下で、今までお店でお客さまをお待ちするだけでなく、新しく、外で困っているお客さまのところに自ら出かけていって、お悩みに対してお答えできる、そんなビジネスを始めようと考えています」と井阪氏。

実のところセブン-イレブンは配送ビジネスの新スキームを5月から導入し、すでに確かな手応えを感じているというのだ。お食事届けサービス「セブンミール」の料金をこれまでの「1000円以上購入の場合、配送料200円で配送」というものから「500円以上購入は無料配送。500円未満は配送料120円」に変更。その結果、この2か月で注文数は約3倍になり、会員数も毎週2000名増加するようになったという。

「小商圏に存在する店として、多くのお客さまにいつもご利用いただいている。すなわちお客さまが、そのお店のオーナーさまと従業員さんを、よくご存じである。また、双方向で、加盟店のオーナーさま、授業員さんも地域のお客さまのことを熟知していらっしゃいます。そういう他の流通にはないアドバンテージが私どもの小型店にはたくさんあります。顔の見える配達サービスといえば、非常に親和性のあるサービスではないかなと考えています」と井阪氏。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『セレナ』の走行中もテレビ視聴が可能に、ブリッツ「テレビジャンパー」にC28系が適合
  2. ホンダ株価が急反発…米国市場で『アコード』等が好調
  3. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  4. ハイエースの純正画面をフル活用! データシステムで広がる車内エンタメの楽しみ方PR
  5. 三井金属の固体電解質「A-SOLiD」、全固体電池に採用決定…2027‐2028年の実用化めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. 日本板硝子、Plug and Play Japanとパートナーシップ締結…ディープテック領域で新規事業創出へ
  4. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る