マツダ山内社長「CX-5はディーゼルの新しい市場を作りつつある」

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挨拶するマツダ山内社長
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マツダの山内孝社長は3日、広島県府中町の本社で記者会見し、国内外で販売の好調が続いている『CX-5』の生産能力を、2013年3月に年24万台に引き上げる方針を発表した。

CX-5は当初、年16万台の生産で立ち上げ、8月からは20万台に引き上げる計画だったが、一段の生産増強を図る。本社の宇品第2工場(広島市南区)での生産に加え、13年3月からは宇品第1工場(同)でも生産する。

CX-5は、同社が大幅なコスト低減を図るため推進している「モノ造り革新」による最初の生産モデル。山内社長は「1ドル77円、1ユーロ100円で利益が出るクルマに仕上がった」と述べ、海外での収益力にも自信を示した。

2月に発売した国内での受注は6月末までに年間目標の2倍に相当する2万4000台になったほか、ロシアでも年間目標に近い1万台に達している。山内社長は「国内受注のうち8割がSKYACTIV技術によるディーゼル車であり、昨年の国内でのディーゼル乗用車販売の約2倍に達した」としたうえで、「CX-5は、日本で新たな市場を作りつつある」と評価した。

《池原照雄》

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