イタリアの自動車大手、フィアットの人気コンパクトカー、『500』。同車の派生車種として、SUVが登場することが判明した。
これは3日、イタリア・トリノで開催された『500L』のメディア向けプレゼンテーションでの出来事。『500X』と呼ばれる新たな派生モデルが、報道陣にチラ見せされたのだ。
フィアットは2012年3月、ジュネーブモーターショー12において、500Lを初公開。3ドアハッチバックのフィアット500とは異なり、5ドアの小型MPVを提案する派生車種で、車名の「L」はラージを意味していた。
今回、予告された500Xは、小型のクロスオーバー。フィアットと提携関係にあるクライスラーグループが開発中の新型ジープと車台を共用し、2013年には正式発表される見込みだ。