6月のフォード米国新車販売、エスケープ 新型が牽引

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新型フォード・エスケープ
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フォードモーターは3日、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万7759台。前年同月比は7%増と、5月の12.6%増から伸びが鈍った。

ブランド別では、フォードが前年同月比7.2%増の20万0215台。リンカーンは2.5%増の7544台と、プラスへ転じた。

フォードブランドの乗用車系では、主力中型セダンの『フュージョン』が前年同月比17.4%増の2万4433台と、6月としては過去最高。これに次いだのが、コンパクトカーの『フォーカス』。しかし、6月は2万1186台を売り上げたものの、前年同月比は0.9%減と後退する。

フォードブランドのクロスオーバーでは、2013年モデルとして新型に切り替わった『エスケープ』が、前年同月比28%増の2万8500台と、フュージョンを上回った。この台数は、同車の月販台数としては過去最高だ。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』が、前年同月比10.9%増の5万5025台。『エクスプローラー』は34.5%増の1万4022台と、好調を維持する。

リンカーンブランドでは、『MKZ』が前年同月比32.9%増の3137台。『MKT』は697台を販売し、前年同月比76.5%の大幅増となった。

フォードモーターの2012年1‐6月米国新車販売は、前年同期比6.6%増の114万3623台。同社のケン・クズバイ副社長は、「6月は新型エスケープが最高のスタートを切った。販売店の在庫は5日以内に完売した」と述べている。

《森脇稔》

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